ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年3月31日_記事番号:T00056187
ステンレス最大手、燁聯鋼鉄(YUSCOステンレス・スチール)は30日、ニッケル国際取引価格の下落を受けて4月の台湾域内向けの熱延鋼板・コイル、冷延鋼板・コイルの価格をそれぞれ1トン当たり2,500台湾元(約9,600円)、3,000元値下げした。また、輸出向け価格も80~100米ドル値下げした。業界関係者の話として31日付工商時報が報じた。
ステンレス原料の8%を占めるニッケルは、需要不振で3月の国際市場の平均取引価格が1トン当たり1万3,800米ドルと前月から700米ドル下落した。
同業の唐栄鉄工廠も31日値下げに踏み切り、ステンレス鋼管大手の允強実業(YCイノックス)など川下メーカーも追随すると見込まれる。
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