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地中海貧血症、「レスキューベビー」誕生


ニュース その他分野 作成日:2008年2月21日_記事番号:T00005625

地中海貧血症、「レスキューベビー」誕生

 
 台大病院は20日、血液中のヘモグロビンが不足する重度の地中海貧血症にかかった2歳男児を救うため、男児の両親が着床前の受精卵の遺伝子診断を受け、健康な女児を出産することに成功したと発表した。21日付聯合報が伝えた。

 男児は現在毎日輸血が必要な状態で、これまで治療に必要な骨髄または臍帯(さいたい)血の移植適合者が見つからなかったが、妹に当たる女児から臍帯血の輸血を受けることで治療に道が開けた。

 遺伝子治療の力を借り、他の患者を救う目的を込めて生まれる子供を医学界で「レスキューベビー」と呼ぶが、倫理上の問題も指摘されている。

 ともに28歳の両親は息子が毎日輸血を受けなければならない様子を見て、レスキューベビーを産むことを決断した。病院側によると、夫婦は「念願がついにかなった」と喜んでいるという。

 夫婦は受精卵の着床失敗や遺伝上の不適合による失敗を乗り越え、3回目で男児と同一の組織抗原を持つ受精卵の着床に成功し、女児の出産にこぎ着けたという。女児の臍帯血は2~3カ月後をめどに男児に輸血されるという。