ニュース 建設 作成日:2015年4月29日_記事番号:T00056694
台北市信義計画区でこのほど完成したA級(高級)オフィスビルの国泰置地広場ビルと、2017年に完成予定の南山広場ビルは最近、入居予約の受け付けを開始しており、1坪当たりの賃料が台北101ビルを上回っているようだ。29日付工商時報が報じた。
国泰置地広場ビルは早期予約優待プランを打ち出し、月額賃料は1坪当たり4,000〜4,500台湾元(約1万6,000〜1万7,500円)。南山広場ビルは3,000〜4,999元と予想されている。一方、台北101の賃料は1坪当たり3,800〜4,000元。入居率が96%に迫り、現在は高層階の小規模オフィスしか空きがない。
総合不動産サービス大手、ジョーンズラングラサール(JLL)の趙正義・台湾総経理によると、南山広場ビルは総面積約3万坪。現在商談中のある多国籍企業は4,000〜5,000坪のスペースを、別の顧客は1,000〜2,000坪を求めているという。
台北101が満たせない大規模オフィス需要を求め、国泰置地広場ビルと南山広場ビルに顧客が流れているようだ。
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