ニュース その他分野 作成日:2015年5月5日_記事番号:T00056766
中華経済研究院(中経院、CIER)が4日発表した4月の非製造業購買担当者景気指数(NMI)は57.3で、前月比4.5ポイント上昇した。NMIは、調査開始以来9カ月連続で景気拡大と景気後退の境目を示す50ポイントを上回った。一方、製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.7で、前月比4.4ポイント下落となった。中経院の呉中書院長は、4月は足踏みしたが、今年通年では引き続き景気の緩やかな拡大が見込まれると指摘した。5日付工商時報が報じた。
NMIでは、▽新規受注、59.5(前月比6.4ポイント上昇)▽商業活動・生産指数、59.9(4.9ポイント上昇)──の2項目が大幅に上昇した。業種別では、宿泊・飲食が46.9で「景気後退」を示したものの、その他業種は▽金融・保険、62.3▽運輸・倉庫、59.7▽卸売、58.4▽教育・専門科学、57.9▽建設・不動産、56.3▽小売、54.5▽情報・通信、53.4──と50ポイント以上だった。
PMIでは、▽新規受注指数が前月比10.1ポイント下落の56.0、生産量指数が9.5ポイント下落の58.8と大幅に下落した。また、サプライヤー納期指数が3.3ポイント下落の49.1で、「景気後退」局面に転じた。
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