ニュース 金融 作成日:2015年5月6日_記事番号:T00056802
中央銀行が5日公表した4月の外貨準備高統計によると、外資が保有する台湾の株式・債券(時価)と台湾元建て預金残高の合計は3,209億米ドルだった。台湾元換算では約9兆8,300億元で10兆元に迫った。外貨準備高に占める割合は77%で、金額と割合は過去最高を更新した。6日付蘋果日報が報じた。
4月末の外貨準備高は、投資資金の流入を受け、前月末を34億8,500万米ドル上回る、4,181億7,400万米ドルとなった。
中銀によると、外資による資金の純流入が36億8,700万米ドルあったことに加え、ユーロなどが対米ドルで上昇し、米ドル換算での金額が増加したことなどが要因。
中銀は「流入も速ければ、急な流出もあり得る。外資が引き起こす金融市場の変動には特に留意すべきだ」と指摘した。
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