ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年5月14日_記事番号:T00056969
自動車大手、裕隆集団傘下の裕隆汽車(ユーロン・モーター)の自社ブランド「ラクスジェン(LUXGEN)」の中国における販売を手掛ける東風裕隆汽車は、昨年発売したSUV(スポーツ用多目的車)「U6ターボ」の売れ行きが好調で、第1四半期の新車受注台数が前年同期比99.46%増の1万6,200台に達し、第1四半期の業績が黒字に転じた。14日付工商時報が報じた。
また東風裕隆では、中型セダン「新納5」を3月末に中国で発表しており、第2四半期の業績貢献が見込まれる他、下半期には「U6ターボ」のモデルチェンジ版「U6エコハイパー」を発売予定で、通年目標とする過去最高の販売台数7万台は達成可能と証券会社は予測している。
また裕隆日産汽車が出資する東風日産汽車は、第1四半期の新車販売台数が前年同期並みの18万8,800台にとどまった。ただし、今後、SUV「ムラーノ」の新モデル投入などで購入意欲向上が見込め、通年では目標の110万台は達成できそうだ。
一方、中華汽車工業(チャイナ・モーター)が出資する東南汽車は、第1四半期の新車販売台数が前年同期から横ばいの1万9,000台で、昨年下半期から続いていた販売減に歯止めがかかった。7月には自社ブランドから「DX7」を発売し、成長著しいSUV市場に参入する予定だ。
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