電気料金は６月１日から夏季料金を適用する。台湾電力（台電、ＴＰＣ）の試算によると、住宅用電気料金は使用量500キロワット時（kWh）で月1,480台湾元（約5,800円）と、夏季以外の1,296元と比べて184元高くなる。ただし、今年４月に料率計算式を見直したので、前年同期と比べれば、住宅用、営業用で２〜22％安くなる。19日付工商時報が報じた。
６〜９月の夏季料金は、住宅用が▽120kWh以下、１kWh当たり1.89元（前年同期比10％下落）▽121〜330kWh、2.73元（９％下落）▽331〜500kWh、４元（８％下落）▽501〜700kWh、5.15元（５％下落）▽701〜1,000kWh、5.99元（２％下落）▽1,001kWh以上、6.71元（横ばい）──。事業用は▽330kWh以下、2.91元（22％下落）▽331〜700kWh、4.04元（12％下落）▽701〜1,500kWh、4.81元（12％下落）▽1,501kWh以上、6.73元（横ばい）──。
フェーン現象で台東県大武は18日午後１時20分、36.6度まで上昇した（18日＝中央社）
台湾各地は18日、高気圧に覆われ、台北盆地では気温35.4度を記録した。ＴＰＣは、運転予備率が5.52％まで下がり、警戒信号だとして、節電を呼び掛けた。
