ニュース 金融 作成日:2015年5月26日_記事番号:T00057167
中央銀行(中銀)が25日発表した4月の通貨供給量(マネーサプライ)統計によると、株式市場への投資待機資金の指標となるM1B(現金通貨と預金通貨)伸び率は5.85%と2カ月連続縮小した。市場への資金供給を表すM2(現金通貨、預金通貨、定期預金など準通貨の合計)の伸び率は6.53%。M1Bの伸び率がM2の伸び率を下回り、下げ相場の指標とされるデッドクロスが4カ月続いている。26日付工商時報が報じた。
中銀関係者は、M1B、M2の伸び率がともに前月から縮小した主因として、銀行の融資と投資成長の鈍化を挙げた。また、金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、4月の外資流入が36億8,700万米ドルに達し、M2の伸び率に大きく影響したと指摘した。
中銀は、M1Bの伸び率がM2の伸び率を上回るゴールデンクロスが今後再び出現するかは、外資の動向次第だと説明した。
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