ニュース 商業・サービス 作成日:2015年5月26日_記事番号:T00057173
経済部統計処が25日発表した4月商業売上高は前年同月比2%減の1兆1,690億台湾元(約4兆6,600億円)で、2013年3月以来の減少幅となった。卸売業が輸出不振の影響で同2.9%減の8,152億元となり全体を押し下げた。特に自動車・バイク業は川上自動車メーカーの生産ライン更新を受けて前年同月比11.6%減の494億元と落ち込んだ。26日付工商時報が報じた。
小売業の4月売上高は前年同月比0.1%減の3,209億元だった。総合商品小売業、食品業・飲料およびたばこ業、薬品・化粧品小売業はプラス成長だったが、燃料業は原油価格下落による商品価格の低下の影響で前年同月比24.3%減の192億元となった。
飲食業は前年同月比2.5%増の329億元。茶飲料の残留農薬問題が発生したものの、暑い天気が続きコーヒーなど他の飲料の需要が伸びた。
統計処は、5月の商業売上高は前年同月並みの1兆2,000億元水準を回復すると予想している。小売業と飲食業が、母の日・端午節商戦や労働節連休で訪台した中国人観光客向けの商機によるプラス成長が見込まれる上、卸売業も自動車販売が正常に戻ることが期待されるためだ。
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