ニュース その他分野 作成日:2015年6月2日_記事番号:T00057295
中華経済研究院(中経院、CIER)が1日発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比3.6ポイント下落して51.1に、非製造業総合指数(NMI)は2.5ポイント下落の54.8となった。PMIの下落は2カ月連続で、中経院の呉中書院長は、現在市場をけん引する製品が不足していると指摘した。好材料が伝えられない場合、今後数カ月間、PMIは50ポイントを下回る可能性があるとの見方も示した。2日付工商時報が報じた。
PMIでは、新規受注が49.1(前月比6.9ポイント下落)と大幅に下落した。また、サプライヤー納期も48.4(前月比0.7ポイント下落)で「景気後退」を示した。
NMIも軒並みポイントが下落し、▽新規受注、57.5(前月比2.0ポイント下落)▽商業活動・生産指数、57.7(前月比2.2ポイント下落)▽雇用、53.8(前月比2.1ポイント下落)▽サプライヤー納期、50.1(前月比3.6ポイント下落)──となった。業種別では、▽宿泊・飲食、62.5▽教育・専門科学、59.3▽金融・保険、51.7▽情報・通信、53.0▽小売、65.1▽運輸・倉庫、58.6──は50ポイント以上だったが、▽建設・不動産、48.6▽卸売、48.9──が「景気後退」に転じた。
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