ニュース 電子 作成日:2015年6月2日_記事番号:T00057308
通信大手の中華電信はこのほど、ライバルの遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)が第4世代移動通信(4G)の新規顧客に対し、4G用のプリペイドSIMカードを50台湾元(約200円)分の無料通話付きで無料配布しているのは市場の秩序を乱すもので不当だとして、国家通訊伝播委員会(NCC)に申し立てを行った。2日付工商時報が伝えた。
NCCの虞孝成副主任委員(報道官)は1日、申し立てを受理したことを認めた上で、「状況の把握を進めている」と説明した。中華電信は公式にはコメントを避けている。
これについて、遠伝電信は「正常な販促活動で競争行為に当たる」と反論している。
遠伝電信の4G顧客は180万人に達し、台湾大哥大(タイワン・モバイル)を上回り、中華電信に次ぐ2位に付けている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722