オンラインゲームメーカーの楽陞科技（ＸＰＥＣエンターテインメント）は22日、日本のコーエーテクモゲームスと、同社の人気ゲームソフト『真・三國無双７』のスマートフォン向けゲームをＸＰＥＣが開発することでグローバルライセンス契約を結んだ。開発されたゲームは９月に開かれる「東京ゲームショウ2015」に出品される予定だ。23日付蘋果日報が報じた。
許ＸＰＥＣ董事長は、世界で高い人気を誇る『真・三國無双７』を任され光栄だと述べた（22日＝中央社）
またＸＰＥＣの許金龍董事長は、今回の提携は、ＸＰＥＣがスマホ版の開発の他、日本以外の全世界での配信を担うとの内容を含むと明らかにした。
ＸＰＥＣは、「中国のゲーム大手が日本の人気タイトルに関するライセンスの大部分を手にする中、今回の提携は貴重なケース」と指摘した。その上で、ＸＰＥＣが先ごろ、ｉＯＳ向けゲーム配信では中国業界トップの地位にある同歩網絡の買収案に経済部投資審議委員会（投審会）から認可を得たことが、コーエーテクモの同意を得る決め手となったと説明した。
