オンラインゲームの宇峻奥汀科技（ユーザージョイ）は24日、パソコン用のファンタジー系オンラインゲーム「英雄紀元（ジ・エイジ・オブ・ヒーロー）」の提供を７月２日から開始すると発表した。10万人のユーザー獲得を目指す。25日付工商時報が伝えた。
オンラインゲームがスマートフォン用中心に需要がシフトする中、同社が投入した「英雄紀元」はゲームエンジン「アンリアル3.0」を採用したＰＣ用ゲームで、研究開発に５年を費やした。
同社は英雄紀元の他、今年下半期にスマホ用ゲーム６種類、ウェブゲーム１種類を投入する。証券業界は同社が第３四半期にも黒字転換を果たすと予想している。
劉信董事長は「ＰＣ用ゲームもまだ100億台湾元（約400億円）規模の市場があるが、今後も大型のＰＣ用ゲームを開発するかどうかを決める上で、『英雄紀元』の売れ行きは指標となる」と説明した。
