鴻海精密工業はフランスのオレンジ、スイスのスイスコム、オランダＫＰＮ傘下のベンチャーキャピタル、ＫＰＮベンチャーズなど欧州の通信事業関連業者と共同で、モノのインターネット（ＩｏＴ）関連のスタートアップ企業、フランスのActility社に出資する方針を明らかにした。30日付経済日報が報じた。
2010年にパリで設立されたActilityは、電気自動車（ＥＶ）充電スタンドの管理におけるＩｏＴ技術の応用を強みとしており、同社への出資により鴻海はＩｏＴおよびＥＶ分野の強化を図る方針とされる。
今回の投資規模は総額約2,500万米ドルとされるが、鴻海は29日、Actilityへの出資計画は認めたものの、持ち株比率など詳細については明らかにしなかった。
