高雄市で大手百貨店の改装計画が相次いでいる。太平洋そごう百貨の高雄店はこのほど、３月末に開始した７〜９階の紳士衣料フロア改装工事が完了した。投資額は5,000万台湾元（約１億9,800万円）と過去10年で最大規模だ。13日付工商時報が報じた。
太平洋そごう高雄店は、アディダス、プーマなど、カジュアル、スポーツ、アウトドアの大手ブランド20種類以上を誘致した。同店は、高雄で最も良い紳士衣料フロアになったと自信を示した。８月下旬には1,000万元を投じ、10階を改装し、３Ｃ（コンピューター、通信、家電）製品、携帯電話、キッチン用品を取りそろえる計画だ。
高雄市の大型ショッピングモール、統一夢時代購物中心（ドリームモール）に入居する統一阪急百貨高雄店は、３月に地下１階〜地上４階のフロア改装工事を完了した。過去８年で最大規模だ。ジュエリーコーナーや大規模な婦人靴売り場を設置した他、スターバックスやアフタヌーンティーを誘致した。リニューアルオープン後、売上高が15％増えたという。投資額は２億元。
漢神巨蛋購物広場（漢神アリーナショッピングプラザ）は４月から、地下１階〜地上２階で、ミキモトやジャストダイヤモンドなどが出店する大型のジュエリーコーナーを設置する改装工事を行っている。これにより、売上高の40％増を見込む。
