ニュース 金融 作成日:2015年7月16日_記事番号:T00058148
中央銀行(中銀)の15日発表によると、銀行の6月末の人民元建て預金残高は前月比0.57%増の3,382億1,800万人民元(約6兆7,400億円)で過去最高を更新したが、伸び率は年初来で最も低かった。中国の中央銀行、中国人民銀行の相次ぐ利下げで、台湾の市中銀行が金利を引き下げたことが主な理由だ。16日付工商時報が報じた。
外国為替取扱銀行(DBU)の6月末の人民元預金残高は2,833億8,700万人民元で前月比0.52%増加した。オフショア銀行部門(OBU)は548億3,100万人民元で0.88%増加した。
台湾の人民元建て預金残高は、香港の9,724億人民元に次ぐ世界2位で、シンガポールや韓国より多い上、過去最高更新が続いている。中銀は、人民元建て預金の特別金利が3~4%と台湾元建ての1.5%未満に比べて高い上、人民元は他の外貨より比較的安定しているためと指摘した。
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