行政院主計総処が16日発表した統計によると、自転車の上半期輸出総額は前年同期比18％増の275億2,000万台湾元（約1,100億円）だった。台湾の輸出全体が深刻な不振に見舞われる中、自転車の好調が際立った。17日付工商時報が報じた。
輸出先別では、欧州が前年同期比17.1％増の125億9,000万元で、全体の46％を占めた。米州は31.7％増の91億2,000万元だった。米国はマウンテンバイクやロードバイクなど高額製品が中心で、１台当たりの平均価格が10％上昇し、約２万元に上った。アジアは10.4％増の44億6,000万元だった。輸出全体の１台当たり平均価格は１万2,706元で0.4％低下した。
