ニュース その他分野 作成日:2015年7月27日_記事番号:T00058336
台湾経済研究院(台経院)は24日、2015年の台湾域内総生産(GDP)成長率予測を3.11%へと、従来予測3.7%から0.59ポイント下方修正した。うち第2四半期は2.84%、第3四半期は2.78%と2%台に引き下げた。多くの企業が景気低迷を感じていると指摘した。25日付工商時報が報じた。
台経院の通年予測は、中華経済研究院(中経院、CIER)の予測3.04%よりは高かった。台経院は、台湾積体電路製造(TSMC)が7月は設備投資を下方修正しなかったことをはじめ、設備調達の増加が民間投資のプラス要因と指摘した。
孫明徳・台経院景気予測中心主任は、第3四半期の輸出総額が鍵になると指摘した。もし2桁のマイナス成長が続けば、経済成長率が3%を割り込むとした。
一方、過去1年間の国際原油価格低迷で、企業の原料コストが低下したので、従業員の給与に還元すれば個人消費を刺激できると呼び掛けた。今年の民間投資成長率予測は2.55%と、0.44ポイント下方修正した。
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