自動車大手、裕隆汽車（ユーロン・モーター）が13日発表した上半期連結売上高は前年同期比10.18％増の601億200万台湾元（約2,300億円）、営業外利益は58.1％増の18億2,600万元、純利益は11.59％増の15億2,100万元だった。自社ブランド「ラクスジェン（LUXGEN）」が中国でよく売れた。14日付工商時報が報じた。
中国でラクスジェンを販売する東風裕隆汽車は、１～７月新車販売台数が前年同期比55％増の３万3,500台で、５年前の中国市場進出以来で最多だった。ＳＵＶ（スポーツ用多目的車）「ラクスジェンＵ６ターボ」が依然人気で、同社は通年目標６万5,000～７万台を達成できそうだ。
東風裕隆汽車、杭州裕隆汽車を合わせた上半期損失額は１億6,300万元で、前年同期の９億9,900万元から８割縮小した。
