衛生福利部食品薬物管理署（ＴＦＤＡ）はこのほど、耳式体温計、コンタクトレンズ保存液、手術用マスク、アルコール消毒綿、血圧計などの医療器具のインターネット販売を10月上旬にも解禁することを明らかにした。26日付中国時報が伝えた。
これらの医療器具は日常生活で常用されるにもかかわらず、インターネット販売が禁止されていたため、規制緩和を求める声が上がっていた。
今回の規制緩和は、2013年に体脂肪計、コンドーム、タンポンのネット販売が解禁されたのに続く動きで、自宅で使用され、薬剤師らの指示が必要ない器材については、解禁範囲を拡大することになった。ただ、血糖測定器は侵襲性を伴うため、解禁対象から除外された。
