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豊興が鉄筋値下げ、原料価格の下落で


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年9月8日_記事番号:T00059172

豊興が鉄筋値下げ、原料価格の下落で

 鉄筋大手の豊興鋼鉄は7日、鉄筋価格を1トン当たり1万2,000台湾元(約4万4,000円)へと同400元引き下げた。先週、鉄スクラップの買取価格を1トン当たり300元引き下げたことを反映させた。同社は8月以降、国際鉄鋼価格の反転などによって、鉄筋価格を累計で約700元値上げしていたが、一転して値下げに踏み切った。なお形鋼価格は1トン1万7,000元で据え置いた。中央社が7日報じた。

 豊興は、ここ2週間、川下流通業者からの追加受注が満杯状態で、これらの受注をこなしているところだと説明。鉄スクラップ価格下落を先週4日より鉄筋販売価格に反映しているものの、流通業者の発注意欲は低いと指摘した。