ニュース 電子 作成日:2015年9月10日_記事番号:T00059235
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が9日発表した8月売上高は前月比4.03%減、前年同月比6.79%増の121億9,000万台湾元(約450億円)だった。台湾積体電路製造(TSMC)傘下の世界先進積体電路(VIS、バンガード)も前月比減収だった。10日付蘋果日報が報じた。
UMCの顔博文執行長は先日の業績説明会で、経済環境が不透明で需要が弱く、下半期は在庫調整が続き、第3四半期の出荷量は前期比5%減、平均価格は3%下落と予測していた。同社の設備稼働率は87〜89%に低下し、粗利益率は14〜16%との予想だ。
一方、VISの8月売上高は前月比7.6%減、前年同月比17.54%減の16億9,400万元で、過去29カ月で最低だった。方略董事長は、最終製品の需要が不振で、受注は1.5〜2カ月先までしかないと述べた。顧客の在庫調整を受け、今年の設備投資を従来予定していた22億元から17億元に引き下げると表明した。8インチウエハー工場は今後3〜5年、センサーやカーエレクトロニクス、産業用電子製品などの分野に注力し、安定成長に導くと語った。
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