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人民元と台湾元の両替、「議論の余地はある」=中国人民銀行長


ニュース 金融 作成日:2008年3月7日_記事番号:T00005947

人民元と台湾元の両替、「議論の余地はある」=中国人民銀行長

 
 周小川中国人民銀行長は6日、第11期全国人民代表大会の記者会見で「中国は以前から、人民元と台湾元の両替問題について積極的に研究を行っている」と語り、「議論の余地はある」と関心を表明した。7日付経済日報が報じた。

 周銀行長は、「現在中国では多くの銀行で台湾元を受け入れており、台湾でも観光地などで人民元を受け入れている」と述べた上で、「さらに便利に利用できるようにすべきだ」という考えを示した。一方で、「誠意と政治的条件が必要」とも付け加えている。

 周銀行長が語った「中国の銀行で台湾元を受け入れている」という表現は、2004年から福建省アモイ市など5都市で始まった試験的な両替業務を指すとみられる。しかし、為替レートは公開されておらず、まして台湾の観光地での人民元の交換は違法だ。

 一方、台湾政府が企業の対中投資の規制緩和を発表した後、対中交流の窓口機関、海峡交流基金会(海基会)の洪奇昌董事長が政府に対し、台湾での人民元両替の開放を呼び掛けたが、中央銀行は「開放の前提として、まず先に両替システムの確立が必要」と指摘するにとどまっている。