ハンドメイド、デザイン作品の通販・販売サイト「Pinkoi（ピンコイ）」は１日、世界的なベンチャー投資ファンドのセコイア・キャピタルから900万米ドルの出資を受けたと発表した。台湾企業がセコイアの出資を受けるのは沛星互動科技（Appier）に次いで２例目となる。２日付経済日報が伝えた。
Pinkoiの創業者、顔君庭営運長（ＣＯＯ）は「サイトの機能を改善し、アジアのデザイナーグループを拡充したい」と述べた。来年にはデザイナーの人数を３～４倍に増やすのが目標だ。
Pinkoiは2011年に設立され、アジアの優秀なデザイナーの作品を広く販売するプラットフォームを展開している。売り上げの10％を取引手数料として受け取るビジネスモデルだ。
サイトには中国語版以外に日本語、英語、タイ語版があり、今年３月には東京都渋谷区に日本法人を設立した。
