ニュース その他分野 作成日:2015年10月8日_記事番号:T00059696
行政院主計総処が7日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は105.09ポイントで前年同月比0.28%上昇し、今年初めて上昇に転じた。8月と9月に襲来した台風の影響で野菜・果物価格が上昇したことが主因だ。8日付工商時報が報じた。
9月は主要7項目のうち、食物類が前年同月比5.85%上昇し、最近約3年で最高となった。このうち野菜は34.1%、果物は12.6%上昇し、野菜は過去37カ月で最大の上昇幅だった。
一方、交通・通信類は燃料費が27.22%落ち込んだ影響を受けて6.59%下落した。
主計総処は、今回のCPI反転上昇は台風の影響によるもので、経済情勢が上向く兆候かどうかは判断できないと説明。野菜果物とエネルギーを除いたコアCPIは0.6%上昇と前月からほぼ横ばいで、大きな変化はないと指摘した。
7月の卸売物価指数(WPI)は農工原料の国際価格低迷が続いたことを受けて87.46ポイントと前年同月比8.57%下落し、13カ月連続の下落となった。
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