中央気象局によると、台風24号（アジア名・コップ）は18日から21日にかけてフィリピン・ルソン島を進路を北寄りに変えながら縦断し、21日朝にバシー海峡に抜ける。台湾では20日以降に台風の外郭の雲により、北部や東部で雨が観測される見通しだ。中央社電が16日伝えた。
台風24号は速度が遅いことが特徴だ（16日＝中央社）
台風24号の中心気圧は980ヘクトパスカルで、中心付近の最大瞬間風速は毎秒28メートル。半径120キロメートルの範囲で時速15メートル前後の風が吹いている。21日以降の進路についてはまだ予測できておらず、台湾に接近して上陸する可能性もある。
