台湾のプリント基板（ＰＣＢ）業界の2015年生産額は前年比1.46％増の5,713億台湾元（約２兆1,000億円）に達し、過去最高となるとの見通しが市場調査会社によって示された。また、来年はモノのインターネット（ＩｏＴ）、通信モジュール、車載製品での需要増が引き続き見込めると予測した。16日付経済日報が報じた。
工業技術研究院（工研院）産業経済趨勢研究センター（ＩＥＫ）の董鐘明アナリストは、アップルのスマートフォン新機種「iPhone6s」の第４四半期販売台数は7,500万～7,600万台と従来予測を上回る見通しで、ＰＣＢなどのサプライヤーが恩恵を受けると指摘した。
