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12インチ工場5基、竹科で着工


ニュース 電子 作成日:2008年3月11日_記事番号:T00006029

12インチ工場5基、竹科で着工

 
 新竹科学工業園区(竹科)で進められる台湾積体電路製造(TSMC)、力晶半導体(PSC)、世界先進積体電路(VIS)による12インチ工場計5基のための、3社合同による起工式典が11日行われた。式典には、張忠謀TSMC董事長をはじめとするハイテク業界の関係者のほか、陳水扁総統と陳瑞隆経済部長ら政府要人も参加した。11日付工商時報が報じた。
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 半導体業界は昨年第4四半期以降景気が低迷しており、資本支出の縮小が続く中での合同着工には、総統選を控えて得点を稼ぎたいという与党民進党の思惑があるとみられる。しかしファウンドリー側の意図は、用地不足が問題となっている人気の高い竹科において、「先に工場を建てて土地を確保する」ことに大きな目的があるようだ。

 既に工場に着工しているTSMCは、2、3年後に45ナノメートル以下のハイエンドプロセスを導入する予定で、力晶はDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)業界の景気回復が遅々として進まない状況ながら、長期的な競争力を視野に工場設置継続を決めた。新工場ではNAND型フラッシュメモリーを生産する予定だ。

 一方世界先進は、現段階では8インチ工場での需要が強く、受注も多いため生産能力が追い付かない状態が続いているが、今回建設するのは12インチ工場で、世界先進が12インチウエハーによる受託製造に進出するか否かに業界の注目が集まっている。