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ペガトロンQ3は3割増益、iPhone6s効果で好調


ニュース 電子 作成日:2015年11月10日_記事番号:T00060297

ペガトロンQ3は3割増益、iPhone6s効果で好調

 電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)が9日発表した第3四半期連結売上高は前期比42%増、前年同期比30%増の3,095億3,000万台湾元(約1兆1,600億円)で、同期としての過去最高を記録した。第3四半期純利益は60億1,000万元で前期比29%増、前年同期比26.7%増となり、過去2番目の高水準で、アップルのスマートフォン新機種「iPhone6s」の受託効果が表れた。10日付経済日報などが報じた。

 ペガトロンは、アップルなどの大口顧客からの受注は好調だとして第4四半期も業績拡大を見込む。同期のノートPC出荷台数は前期比20~25%増、スマホやタブレット端末などの出荷は25~35%増との見通しを示した。

 証券会社は、第4四半期の売上高は最低でも4,000億元で前期比3割増、通年では前年比2割伸び過去最高の1兆2,000億元に達すると予測した。

 なお、同社の10月連結売上高は1,753億元で前月比5.3%増、前年同月比47%増となり、単月としては2カ月連続で過去最高を更新した。