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嫌われる台大生、企業が頭を抱える「台大病」とは?


ニュース 社会 作成日:2008年3月12日_記事番号:T00006032

嫌われる台大生、企業が頭を抱える「台大病」とは?

 
 今年創立80周年を迎えた台湾大学(台大)は、周知の通り各分野に優秀な人材を輩出している当地の最高学府。ところが、この台大出身の学生に「台大病」という恐ろしい病気がまん延しているらしい。その病状とは――高望みをする、お高くとまる、謙虚さに欠ける、仕事に対する熱意や責任感に欠ける、時間を守らない、言い訳が多すぎる――などなど。

 台湾で最も優秀な若者が集まる台大は、企業にとっては高級幹部の揺りかご。しかし、台大出身の学生は本当に企業側のニーズを満たしているのだろうか?台大が9日、49社約60人の企業幹部を招待して開いたコンサルタント茶話会で、そんな疑問に対する回答が得られた。

 1993年入学の台大卒業生で、現在、華碩電脳(ASUS)でアジア太平洋地区ベトナム支店総経理として働く劉彦劭氏は、入社当初、上司から「お前は台大病だ」と言われ、大きなショックと挫折感を味わったという。「職場では傲慢にならず腰を低くすること。挫折を恐れず、国際観を持つように」と、職場で嫌われないよう後輩へアドバイスする。

 李嗣涔台大学長は、台大生のほとんどが小さいころから成績優秀で常にトップクラスだったエリートで、優越感が強く謙虚さに欠けると分析。多くの人から「台大生の品格や態度の改善が最も重要な教育問題だ」とアドバイスを受けたと語っている。

 企業が台大出身者に期待するのは、専門知識だけでなく、人間味とグローバルな視点のようだ。頭が良いだけでは世間を渡るのは苦労する、受験エリートの抱える課題はいずこも同じようだ。