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AUOの10月テレビパネル出荷、中国CSOTを下回る


ニュース 電子 作成日:2015年11月19日_記事番号:T00060488

AUOの10月テレビパネル出荷、中国CSOTを下回る

 市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの統計によると、ブランドメーカーによる調達が一段落したことを受けて、台湾・韓国の液晶パネルメーカーは10月に液晶テレビ用パネルの出荷が減少した一方、中国メーカーは新規生産能力を拡大したため、中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)と深圳市華星光電技術(CSOT)の同製品出荷枚数が友達光電(AUO)を上回った。AUOが単月ベースでCSOTに抜かれたのは初めてだ。19日付工商時報などが報じた。

 CSOTの10月出荷枚数は250万枚を上回った。また、BOEは350万枚で、そのうち32インチパネルは前月比14%増となった。AUOの出荷枚数は5.1%減となった。

 一方、群創光電(イノラックス)は前月比1%減の470万枚だった。サムスンディスプレイは親会社のサムスン電子からの受注減で約2割減少、LGディスプレイ(LGD)は10.2%減だった。

 10月の世界のテレビパネル出荷枚数は2,293万枚で前月比6.3%減、前年同月比6.4%増だった。