スイスの有力ビジネススクール、ＩＭＤ（国際経営開発研究所）が発表した、企業の人材ニーズを満たす力に関する調査で、台湾は23位と前年から４ランク上昇した。国家発展委員会（国発会）は、技能教育の推進や産学提携の成果が現れたと評した。20日付経済日報などが報じた。
ランキングの基となる３大指標の順位は、▽人材投資・育成、18位（前年比９ランク上昇）▽魅力、26位（４ランク上昇）▽受け入れと活用に向けた準備、25位（横ばい）──となった。
ランキング首位は９年連続でスイス、２位は前年と同じくデンマークだった。アジア主要国・地域は、▽シンガポール、10位（前年比６ランク上昇）▽香港、12位（９ランク上昇）▽日本、26位（２ランク上昇）▽韓国、31位（９ランク上昇）▽中国、40位（３ランク上昇）──だった。調査対象は世界61カ国・地域。
