交通部観光局は19日、11月21日から来年２月19日までの３カ月間、中国人ツアー客の１日当たりの受け入れ枠を現行の5,000人から8,000人へ拡大することを明らかにした。年末年始と春節（旧正月）の連休が含まれる旅行シーズンの需要に対応する。20日付経済日報が報じた。
今回の措置は、昨年の同時期、中国からのツアー客が増加し、台湾の通行証取得に２カ月待ちとなるなど、インバウンド需要に十分対応できなかったため枠を拡大してほしいとの旅行業界からの要望に基づいたものだ。
昨年は３〜５月、７〜８月、９〜11月も受け入れ枠を8,000人まで拡大しており、今回は４回目となる。今後、受け入れ枠拡大の時期を固定化するか否かについて交通部観光局は、「依然、中国人ツアーの訪台申請の状況と、台湾旅行業者の対応能力を見なければならない」と説明した。
