電動スクーター「Gogoro」を販売する睿能創意（Gogoro台湾）は23日、台北市建国北路三段のセブン−イレブン栄鑫店にバッテリー交換スタンド「GoStation」を設置、運用を開始した。コンビニエンスストアに同スタンドを設置するのは初めて。利用状況を見て他の店舗での設置も進める計画だ。24日付工商時報が報じた。
セブンイレブン栄鑫店でバッテリー交換すると、記念メダルがもらえる（23日＝中央社）
Gogoro台湾は現在、台湾北部においてコンビニの他、ガソリンスタンド、コーヒーショップ、自動車・バイクディーラー、携帯電話ショップなどでのバッテリー交換スタンド設置を積極化しており、スタンドの数は今月末までに100カ所を超える見通しとなっている。さらに12月には新竹に設置範囲を拡大、台北市、新北市、桃園市、新竹県市合わせて150カ所以上の設置を目指している。
またセブン−イレブンでのスタンド運用に成功すれば、他のコンビニとも提携し、将来的な台湾全土でのGogoro販売に向けて設置数を急速に増やしたい考えだ。
なおGogoroは10月に販売価格を３万台湾元（約11万円）値下げし、同月680台を販売。11月も同水準を維持しており、通年目標の3,000台突破に迫っている。
