ニュース その他製造 作成日:2015年11月26日_記事番号:T00060604
台湾経済研究院(台経院)が25日発表した景気動向調査によると、10月の製造業の営業気候観測指数は91.19ポイントで前月比1.18ポイント上昇し、5カ月ぶりに上昇に転じた。林建甫院長は、台湾景気の回復の兆しと指摘した。26日付工商時報が報じた。
台経院の景気動向調査によると、建設業の営業気候観測指数は86.02ポイントで5.78ポイント上昇した。一方、サービス業は81.08ポイントで0.45ポイント下落し、2009年2月以降で最低となった。台経院は、サービス業は製造業より2~3カ月遅れる遅行指数だと説明し、下落幅は縮小傾向にあると指摘した。
また、製造業で半年後の景気が「良くなる」と回答した企業は19.6%で前月比3.6ポイント上昇、「悪くなる」は24%で5.9ポイント下落し、企業マインドの好転をうかがわせた。
台経院は、今が台湾景気の谷底と指摘し、国際原油価格が安定し、内需がこのまま好調であれば、台湾経済は早くて来年の春節(旧正月)明けにも回復に向かうと予測した。
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