英ベンチャー企業、ブロックス・ウエアラブルズの創業パートナー、フレッド・チャック氏はこのほど、同社が開発したモジュラー型スマートウオッチ「BLOCKS（ブロックス）」の予約注文が数十万台に上り、仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）にまず５万台の生産を発注したと明かした。１日付蘋果日報が報じた。
BLOCKSはベルト部分でカメラモジュールやＳＩＭカードモジュールなどを自由に組み立てられるのが特徴だ（ブロックス社ホームページより）
BLOCKSは来年５〜６月に発売予定。現在の予約販売価格は290米ドルだが、来年の量産後は400米ドルに上昇する見通しだ。
ブロックス社はBLOCKS量産に向け、コンパル、クアルコムと提携する。クアルコムはスナップドラゴン400を供給する。
市場観測によると、コンパルとクアルコムはブロックス社への出資意欲があり、うちコンパルは10%出資して大株主になる計画とされる。これについてチャック氏は「まだ交渉中で、コメントできない」と語った。
