ニュース その他製造 作成日:2015年12月2日_記事番号:T00060720
中華経済研究院(中経院、CIER)が1日発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は45.1で前月比0.9ポイント下落した。「景気拡大」と「景気後退」の境目である50ポイントを5カ月連続で下回ったことについて中経院は、輸出不振の影響と指摘した。2日付工商時報などが報じた。
呉中書院長は、「景気の谷底を旋回飛行している状況だ」と述べたものの、経済の疲弊は台湾のみの問題ではなく、台湾、韓国、香港、シンガポールの「アジア四小龍」とも同様の状況に陥っていると指摘。長期的な観察が必要と語った。
PMIを構成する主要5項目の指数は、▽サプライヤー納期、42.8(前月比5.1ポイント下落)▽雇用、45.7(2.1ポイント下落)▽生産高、45.3(1.1ポイント下落)▽新規受注、44.9(1ポイント下落)──が下落し、原材料在庫のみ46.5(4.3ポイント上昇)で上昇だった。産業別では、「食品・紡織」が52.8で唯一「景気拡大」を示した。
11月の非製造業総合指数(NMI)は48.7で前月比2.1ポイント下落した。産業別では「情報通信メディア」が63.8と高く、アップルの新型スマートフォン、iPhone6s販売好調を反映した。
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