華碩電脳（ＡＳＵＳ）は１日、スマートフォン旗艦機種「ZenFone Zoom」を発売した。施崇棠（ジョニー・シー）董事長は、同じく光学３倍ズームレンズと手ぶれ補正（ＯＩＳ）機能を搭載するアップルのiPhone6sプラスを完敗させると語った。２日付経済日報が報じた。
施董事長（左）は「消費者にデジカメ不要と言わせる」とカメラ機能に自信を示した（同社リリースより）
「ZenFone Zoom」は5.5インチのフルハイビジョン（フルＨＤ）、ＩＰＳパネル搭載。背面カメラは1,300万画素、前面カメラは500万画素。希望小売価格は１万3,990台湾元（約５万3,000円）から。カラーは２色で、まずブラックを販売し、年内にホワイトを追加する。香港、シンガポール、マレーシアなど東南アジアにも投入予定だ。第４四半期のスマホ出荷台数は前期比27％増の700万台を目指す。
施董事長は、同社のスマホは昨年４月以来台湾で300万台以上売れたと述べた。林宗樑世界副総裁は、台湾市場シェア30％を目指すと語った。同社の統計によると、現在は台湾の携帯電話市場シェア25％以上だ。
同社は、今週開催する世界業務大会で各市場の来年販売目標を決定する。施董事長は、ロボットも議題の一つだと述べた。
