政府系銀行８行の董事長は７日の財政委員会で、春節ボーナス（年終奨金）支給見通し4.4～7.7カ月を示した。８日付蘋果日報が報じた。
兆豊国際商業銀行（メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク）が7.7カ月で最高。華南銀行、彰化銀行（ＣＨＢ）が５カ月で続くが、前年の各5.5カ月、5.2カ月よりは少ない。▽第一商業銀行（ファースト・コマーシャル・バンク）▽合作金庫商業銀行▽台湾中小企業銀行（台湾企銀）──は4.6カ月、▽台湾銀行▽土地銀行──が4.4カ月を予定している。
昨年銀行業界は大幅黒字で、春節ボーナスも多かったが、今年は昨年ほど振るわず、例えば兆豊銀行の１～11月税引き前利益は236億台湾元（約885億円）と前年同期比5.42%減だった。それでも月給５万元なら春節ボーナスは38万5,000元に上る計算で、新社会人や自営業の若者は羨望（せんぼう）のまなざしで見ている。
