インターネット通販サイト「ＰＣホーム24ｈ購物」を運営する網路家庭国際資訊（ＰＣホームオンライン）は９日、来年も娯楽性が重視され、ＩｏＴ（モノのインターネット）、スマートハウス関連の３Ｃ（コンピューター、通信、家電）製品がよく売れると予測した。10日付工商時報が報じた。
ＰＣホームは、来年は第４世代移動通信システム（４Ｇ）対応スマートフォンが全面的に普及し、大画面化が進むほか、フレキシブルパネルを搭載し、折り畳める新製品が発売されると予測した。ウエアラブル（装着型）端末の機能も充実し、ブルートゥースイヤホンなどを使って、動きながら楽しめるスタイルが広がると指摘した。
一方、今年は▽薄型軽量▽娯楽▽高性能──がキーワードで、ミドル～ハイエンドのスマホや多機能家電がよく売れたと分析した。▽省エネ家電製品に対する補助金支給プラン▽８月上旬の台風13号（アジア名・ソウデロア）上陸による水道水汚濁問題▽デング熱の流行▽大気汚染の深刻化──などが背景にある。
特によく売れたのは、▽ＵＳＢ機器同士を直接接続するＯＴＧ対応ＵＳＢメモリー、前年の２倍▽ゲーミング（ゲーム用）ノートパソコン、前年比50％増▽スポーツカメラ、50％増▽オーディオ機器、40％増▽通信機器・ブルートゥースイヤホン、30％増▽ブルートゥーススピーカー、20％増──。
