スマートフォンアプリを通じた配車サービス「Ｕｂｅｒ（ウーバー）」は、14日より高級リムジンサービスの「Uber BLACK」の初乗り運賃を従来の105台湾元から115元（約420円）へ、１キロメートル当たりの加算料金も20元から22元へ引き上げたと発表した。平均値上げ幅は約１割だ。15日付経済日報が報じた。
ウーバーブラックはハイエンド顧客層をターゲットとしており、台湾の一般的なタクシーとは市場が異なる。一般的なタクシーに近い利用料金の「UberX」は値上げを行わない。
最近、原油価格が過去７年で最低水準まで下落し、ガソリン料金も低下している。こうした中での値上げには、一部ユーザーの反発も買っているようだ。
