台北市の高級ホテル、台北晶華酒店（リージェント台北）は16日、来年の館内ビュッフェ「栢麗庁（ブラッスリー）」料金を100台湾元（約370円）引き上げると発表した。平日昼が1,090元（サービス料別）、平日夜は1,290元となる。朝食、アフタヌーンティーの料金は据え置く。17日付経済日報が報じた。
ブラッスリーは10月末の改装オープン時にもディナー料金を100元引き上げており、値上げ幅は合計15％に上る。
ホテル業界関係者は、高級ホテルのビュッフェ市場は競争が激しいので、ブラッスリーは10月の小幅な値上げで反応をうかがっていたと分析した。ブラッスリーは来年３月まで満席で、来年６月の予約もあるという。
ブラッスリーは年間売上高４億元と、台湾のホテルビュッフェ首位で、業界の指標的存在だ。台北Ｗ飯店（Ｗ台北）、台北国賓大飯店（台北アンバサダーホテル）など同業他社が追随する可能性もある。
