国家発展委員会（国発会）が21日発表した調査によると、携帯電話でインターネットを利用する人が78.8％と、2011年の35.3％から倍増した。50歳以下では89.9～97.3％、50代は62.8％、60歳以上でも30.5％に上った。22日付工商時報などが報じた。
携帯電話でのネット利用時間は毎日平均179分と、11年の92分より長くなった。特に20代は毎日平均232分と、年代別で最も長かった。
年齢別の利用傾向をみると、20歳以下は映画や音楽、ゲームをする割合が75～81％と高かった。40歳以下はフェイスブック（ＦＢ）など交流サイト（ＳＮＳ）の使用率が90％以上だったが、50歳以上では使用率が70％以下だった。高年齢層が携帯電話でネットを利用する主な理由は「ＬＩＮＥ（ライン）」などのコミュニケーションアプリで、使用率が95％に上った。
このほか、ネットショッピング利用回数は15回と、昨年の10回より増え、消費額も２万6,142台湾元（約９万6,300円）と昨年の１万4,739元より増えた。「団購」（共同購入）に加わっている人は28.2％に上った。
調査は今年７～８月に実施し、12歳以上の9,000人余りから回答を得た。
