ニュース 金融 作成日:2015年12月25日_記事番号:T00061167
中央銀行(中銀)が24日発表した11月の通貨供給量(マネーサプライ)統計によると、株式市場への投資待機資金の指標となるM1B(現金通貨と預金通貨)伸び率は6.73%と前月比0.02ポイント縮小、市場への資金供給を表すM2(現金通貨、預金通貨、定期預金など準通貨の合計)の伸び率も6.39%と0.19ポイント縮小したが、M1Bの伸び率がM2の伸び率を上回り、上げ相場の指標とされるゴールデンクロスが3カ月続いている。両指標の伸び率の差は0.34ポイントへと0.17ポイント拡大しており、市場の資金が依然潤沢であることを示している。25日付蘋果日報などが報じた。
M1BとM2の伸び率がともに前月比縮小した原因について中銀関係者は、銀行の投融資の伸び悩み、および米利上げ観測を受け外資が4億2,000万米ドルの純流出に転じたためと説明した。
今年1〜11月のM2の平均伸び率は6.4%で、中銀の目標レンジ(2.5〜6.5%)に収まっている。中銀関係者は、12月もM2の伸び率は前月比で縮小する可能性が高いため、今年通年でも目標レンジに収まると予測した。
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