ニュース その他分野 作成日:2015年12月29日_記事番号:T00061228
中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が28日発表した12月の消費者信頼感指数(CCI)は前月比2.59ポイント下落の81.61ポイントで、過去1年8カ月で最低だった。下落は8カ月連続。台経中心の呉大任主任は、消費者マインドが依然弱く、景気が谷底を脱していないと分析した。29日付工商時報が報じた。
同指数を構成する6項目のうち4項目で下落した。下落幅が最も大きかったのは「今後半年間の耐久消費財購入機会」で、前月比6.90ポイント下落の94.65ポイントとなり、2年2カ月ぶりに楽観と悲観の分岐点となる100ポイントを割り込んだ。不動産市場に対する慎重見通しを反映した。
このほか下落した項目は、▽「今後半年間の家庭経済」、81.10ポイント(前月比5.35ポイント下落)▽「今後半年間の台湾景気」、72.80ポイント(3.90ポイント下落)▽「今後半年間の株式投資機会」、70.40ポイント(1.00ポイント下落)──。一方、「今後半年間の就業機会」は113.15ポイントで0.95ポイント上昇、「今後半年間の物価水準」は57.55ポイントで0.65ポイント上昇した。
中央大学は、来年の景気は今年より悪化することはないものの、景気が好転するのは第3四半期以降との予測を示した。
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