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馬候補のグリーンカード問題、謝候補が猛攻撃


ニュース 政治 作成日:2008年3月17日_記事番号:T00006123

馬候補のグリーンカード問題、謝候補が猛攻撃

 
 民進党の総統候補、謝長廷主席は16日、台中市での選挙演説で、「国民党の馬英九候補がグリーンカードの失効証明を出せれば、総統選から下りてもよい」と発言した。さらに、「馬候補の『グリーンカードは失効した』という発言は完全なうそであり、こうしたことすらでうそを言う馬候補の公約には、一体何の意義があろうか」と馬候補を厳しく批判した。

 謝候補は翌17日改めて、「馬候補は1月28日に『1990年以前のパスポートは一時的に見つかっていない』と発言したが、40日たって見つかったはずだ。米国の永久居留権問題で、誠実に国民に相対すべきだ」と訴えた。

 民進党陣営は、「米国の永久居留証を持つような人物が、台湾と運命を共にすべき総統に立候補する資格はない」と訴えている。馬候補は謝候補の呼び掛けに対しては、現時点で明確な回答を行っておらず、謝候補は選挙戦の最後までこの問題で攻撃を続けるとみられる。

 グリーンカード問題では、陳水扁総統も14日、「馬候補がグリーンカードの失効証明を提出できれば総統職を辞職する」と表明し、揺さぶりを掛けている。