ニュース 建設 作成日:2016年1月5日_記事番号:T00061283
6直轄市における昨年12月の建物売買移転件数(建物の売買による所有権移転登記件数)は3万6,433件で、前月の2倍以上、前年同月比56.4%増だった。今年から導入された、不動産転売時に土地と建物の売却益に一括課税を行う「房地合一税」前の駆け込みが多かった。5日付工商時報などが報じた。
台北市の12月建物売買移転件数は前月比117%増の5,497件、新北市は99%増の7,754件、桃園市は77.4%増の6,064件だった。台中市は111.2%増の8,169件、台南市は147.8%増の3,980件でそれぞれ1999年の統計開始以来、単月の最高を記録。高雄市は76.6%増の4,969件で、統計開始以降で2番目の単月高水準を記録した。
台北市の昨年通年の建物売買移転件数は前年比6.6%減の2万9,904件、新北市は16.5%減の5万447件で、それぞれ統計開始以来の最低を記録した。このほか▽桃園市、3万8,124件(12.7%減)▽台中市、4万4,412件(7.3%減)▽台南市、2万1,096件(4.8%増)▽高雄市、3万4,845件(10.2%減)──で、台南市のみプラス成長した。
不動産仲介大手、信義房屋の曽敬徳・企画研究室プロジェクトマネジャーは、台湾全土の昨年1〜11月建物売買移転件数は24万5,000件だっため、通年では29万件と過去14年で最低になる可能性があると予想した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722