航空会社の格付けサイト「AirlineRatings.com」がこのほど発表した「世界で最も安全な航空会社20社」に長栄航空（エバー航空）が選ばれた。
エバー航空は同サイトが2014年に発表した「世界で最も安全な航空会社10社」で８位、15年は７位にランクインしている（同社リリースより）
同サイトは世界の航空会社407社を対象に、▽国際航空運送協会（ＩＡＴＡ）が定める安全システム評価制度の認証を取得しているか▽安全性の問題で管轄機関から運航停止処分を受けたことがあるか──など７項目で最高評価の７つ星を獲得した148社から、特に優れた上位20社を選んだ。エバー航空について同サイトのジェフリー・トーマス編集長は「細部の管理に対する配慮、完璧な飛行安全記録が印象的だった」と説明した。
エバー航空の張国煒董事長は「当社は航空安全を最も重要視している。上位20社に選ばれたことで、台湾の航空・宇宙技術が持つソフトパワーを世界に知らしめたい」と語った。
なお１位はオーストラリアのカンタス航空だった。日本勢では全日空、日本航空が上位20社に選ばれた。
