ショッピングセンター大手、微風広場（ブリーズセンター）の廖鎮漢董事長は７日、今年は春節ボーナス（年終奨金）を平均３カ月分、最高６〜７カ月分支給すると表明した。百貨店業界（平均１〜２カ月分）で最高となる。８日付蘋果日報などが報じた。
７日に新装グランドオープンした微風南京では、開店前から行列ができた（７日＝中央社）
ブリーズセンターは昨年、７月に台北市の微風忠孝館（大安区）を新装オープン、11月に「微風信義」（信義区）をオープン、12月に三軍総医院内湖院区（内湖区）で「微風三総商店街」をオープン、「微風南京」（松山区）を新装プレオープンしたことで、同年売上高は160億台湾元（約570億円）と前年比23%増加した。微風信義と微風南京のオープンがやや遅れた影響で当初予想の170億元には届かなかったが、増収幅は同業を大きく上回った。
廖董事長は、今年は新規出店は行わないが、昨年の出店・改装効果で売上高230億元を狙えると述べた。また、今年の景気見通しについては、上半期は悪いが、需要期の下半期を楽観視していると語った。
