インターネット動画配信大手の米ネットフリックスが７日、台湾でのサービス提供を開始した。利用料金は月額270〜390台湾元（約960〜1,400円）だが、２月７日までは試用期間として無料で映画やドラマが見放題となる。８日付工商時報が報じた。
台湾におけるネットフリックスのサービスは、テレビ、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット端末などのうち同時に１台のみで視聴可能な「ベーシック」（月額270元）、２台同時にハイビジョン（ＨＤ）画質で視聴できる「スタンダード」（330元）、４台同時に４Ｋ画質で視聴できる「プレミアム」（390元）──の３種が用意されている。
料金は同様のサービスを提供する中華電信のマルチメディア・オンデマンド（ＭＯＤ）サービスや「ＬｉＴＶ」の99〜199元に比べ割高となるが、ケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）の500〜600元に比べると安く、地場業者からは価格競争が激化するとの見通しが示されている。
